助成事業名
「セーブ・ザ・チルドレン まなび・体験ファンド」第3回
実施団体
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
募集時期
2025年2月28日(金)~2025年4月13日(日)23:59まで
関連URL
https://savechildren.or.jp/japan/localnposupport/taiken/
お問い合わせ先
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 地域 NPO 支援事業
担当者︓瀬角(せすみ)・門川(かどかわ)
Email:japan.cn★savethechildren.org(★を@に変更してください)
目的等
セーブ・ザ・チルドレンは、子ども支援活動を行う、民間・非営利の国際組織です。現在、日本を含む世界約120 ヶ国で子ども支援活動を展開しています。日本では、1986 年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内外で、行政・地域と連携し、子どもたちとともに活動を行っています。国内では、子どもの貧困問題解決や子どもの権利を社会に広げるための事業のほか、災害時の緊急・復興支援を通して、子どもの権利を保障する活動を行っています。
子ども期に、学習に限定されない幅広い「まなび」や豊かな体験活動を経験することは、子どもの主体性や社会性を高めたり、心身を育んだり、自己肯定感を培ったりする上で重要です。しかし今、物価高騰、相対的貧困などの影響もあり、子どもが日常から離れた場で未知の体験をしたり、さまざまな大人や友だちと触れ合い、多様な人間関係を持ったりする機会が減っています。特に、経済状況をはじめさまざまな困難が伴う世帯においてそ
の傾向が際立っています。
このような状況を踏まえ、セーブ・ザ・チルドレンは、子どもに向けてまなび・体験の機会を提供する地域の非営利団体を応援する「セーブ・ザ・チルドレン まなび・体験ファンド」を 2023 年より実施しています。長期休みがあり体験機会の差が生まれやすい夏の時期に、子どもたちが遊びや活動、新しいもの、未知のものに触れたり、まなんだりする機会をより多く実現し、子どもの育ち、まなび、遊び、参加などの基本的な権利が守られることを目指しています。
内容/対象
◆対象となる団体
特定非営利活動法人(NPO 法人、認証・認定)、一般法人(非営利型)、公益法人、社会福祉法人、任意団体などの非営利団体を対象とします。
※法人格未取得でも対象となりますが、申請時点で、過去 1 年以上活動の実績があることを原則とします。
※国、地方自治体、宗教法人、個人、営利目的の株式会社・有限会社、一般法人(営利型)、趣旨や活動が政治・宗教・思想・営利などの目的に偏る団体は除きます。

◆対象となる事業
子どもが遊び・活動や、新しいもの・未知のものに触れたり、まなんだりすることで、子どもの権利保障が期待される事業を募集します。ここでの「まなび・体験」は、広い意味で使っており、「学習」の場に限定しません。
その中でも特に、子どもが保護者の経済状況、障害の有無、言語的障壁などによって参加の可能性を阻まれることなく、平等にまなび・体験の機会を得られる企画となっていることを重視します。
<対象事業のイメージ(例)>
・子どものエンパワメント活動―子どもを主体として、子どもたち自身が企画したイベントなどを実現するための活動や、子どもが自分の権利について知る活動、潜在力を引き出すためのエンパワメントにつながる活動など
・自然体験活動―自然の中での野外活動、フィールドワークを通した環境教育、身近な自然の探究活動、生き物の世話や触れ合い体験など
・交流活動―幅広い年齢層の子どもたちとの交流や学びあい、特色が異なる地域・文化間交流、他者とのかかわりが少ない子どもを対象とした交流、さまざまな価値観や多様性に触れる活動、子ども同士の遊びを支える活動など
・科学や芸術などに関する活動―科学分野の知識・体験を深める活動、子どもの感性を育む芸術の鑑賞や体験をする活動など
・スポーツ、レクリエーション活動―スポーツや身体を使うレクリエーションを体験する活動など
・社会活動―子どもたち自身のアイデアや提案を活かして行う社会活動、子どもの観点を活かした防災活動など
・職場・職業体験活動―子どもたちが職業を体験することを通じて、働く意義や目的を探究する活動、地域の事業所や商店などでの職業体験など
・夏休みの学習・自由研究サポート活動―自由研究ほか夏休みの宿題をサポートする活動など
※オンラインを利用した活動も歓迎します。その際は、対象者との双方向性があることを条件とします。
※子どもに直接機会を提供する活動を対象としているため、支援者育成や啓発ツール開発・配布のみの活動は対象となりません。
助成金額
1件あたり 50 万円~150 万円
応募方法
関連URLより当該団体のホームページにてご確認ください。
選考方法
提出書類による審査を経て、助成先を決定します。
必要に応じて、本ファンド事務局よりヒアリング(訪問、オンラインミーティング、メール、電話)をさせていただく場合があります。
決定時期
6 月上旬 以降
助成事業の実施期間
2025 年 7 月 1 日(火)~10 月 31 日(金)
備考
関連URLより当該団体のホームページにてご確認ください。