9月10日(木)、第3回登米市地域づくりミーティングを開催しました。


今回は、地域づくり・社会教育事業を担当する集落支援員の皆さんと公民館等の職員の皆さんを対象に、「ファシリテーション講座」を登米市上沼ふれあいセンターを会場に開催。(主催:登米市/とめ市民活動プラザ)

日ごろより地域の皆さんと顔を合わせる機会や、会議を行うことが多い皆さんへ、話し合いの場で意識したいポイントや、有意義な会議の進め方についての基礎を学びました。

 


講師:株式会社ばとん 代表取締役 / 地域デザイン・ラボ 代表
   遠藤 智栄 氏

 

感染症対策としてソーシャルディスタンスを保ちながら、席の前後の方とペアになり自己紹介から。
所属、最近業務で嬉しかったことなどを話しアイスブレイクを。

【 内容 】
・ファシリテーションとは
・ワーク 会議時などで、普段意識していることや実践してること
・ファシリテーション「4つのステップ」等
・ワーク 会議、話し合い ワークショップを設計しよう
・問いを意識的に工夫する
・ワーク 「問いを意識的に工夫する」実践文づくり
・集い話し合うことの意味と効果は

 

途中、ワークシートに記入したものを各自見て回り、取り入れたいことやみんなの工夫を共有。

ファシリテーターは、中立的な振る舞い、段取りの工夫、発言の見える化、気づきと振り返えりの場づくりなど、大切したい意識や役割がある他にも、事前の準備も大切とのこと。

「この場をいい・意味のあるものにしよう」とする促進的参加者を多くする工夫も大事で、事前に内容の共有やアンケートの実施など、参加する前に考えをまとめてきてもらうと効率的で有意義な話し合いになるとのこと。

「問いかけられれば人は考える。工夫して取り組んでみてください」と、遠藤さん。
また、「要望合戦にならないように。議題などについて批判ばかりになりすぎないように注意が必要です」とも。

ファシリテーターは話し合いのかじ取り役。
ぜひ、会議・話し合いの場で役立てていただきたいです。

講師の遠藤智栄さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。