12月13日、【お金の管理の仕組み講座&個別相談会】をとめ市民活動プラザ ミーティングルームにて開催しました。
この講座は、公益活動団体・指定管理団体を対象に、会計をする上でのお金の管理についてや、不正を防ぐための仕組みづくりについてを学ぶ機会として
宮城県(みやぎNPOプラザ)の共催をいただき開催しました。(講座終了後、引き続き「個別相談会」を開催)
はじめに、会計や経理を担当する上での注意について
続いて、お金に関するトラブルの事例と解決策についてを
〈事例〉
・経理担当者の不正
・担当者のミス
・役員の不正 など
また、会計や経理を担当される方から相談された実際の事例についても紹介
〈相談事例〉
・人員不足で毎日経理処理が出来なくて
・会計ソフトは高額なためエクセルで経理処理したいが
・現金が合わないときに、担当者が補填しているが
・建て替え払いと、個人のクレジットカード支払いについて など
不正やミスが起きない工夫として、なるべく複数の人でチェックする体制づくりや、領収書・請求書・契約書などの書類をきちんと管理し整理することなどのほか、トラブルにならないためのポイントも学びました。
トラブルが起きない工夫を心がけることで、組織の信頼度を保つことにもつながります。
特にNPO法人などでは、複数の助成金を活用して事業を行うこともあることから、助成金が重なり経理が複雑化しやすくなり、また情報公開の義務もありますので、日々の管理や整理をまめに行い、誰がみても分かりやすくすることがポイントのようですね。
そして可能な箇所は極力簡素化し、事業や業務に時間と能力を活かしていただければと思います!
講師の平野先生、ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。